スポーツをする上で最も気を付けなければいけないことに「熱中症」が挙げられます。
時には命を落とす場合もある怖い熱中症。
今回は、命も守るために知っておくべき熱中症の基礎知識と予防法をご紹介していきます。
熱中症について
熱中症は、当然ですが予防が一番重要です。
熱中症についての知識と予防法は、選手だけではなく、練習や大会における責任者ならば必ず知っておかなければいけないものです。
しかし、一人で自主練習やトレーニングを行う方も多いと思います。
そこで、誰にでも分かりやすいように、熱中症について説明していきます。
暑さ指数「WBGT」
WBGTというものをご存知でしょうか。
簡単に言うと暑さ指数のことを指します。
スポーツをする上では、前もってその日の気温を知っておく必要があります。
以下、日本体育協会(現在の日本スポーツ協会)の熱中症予防運動指針になります。
警戒:気温が28度以上。積極的に休息を取るべき。
厳重警戒:気温が31度以上。激しい運動の中止。
運動の原則中止:気温が35度以上になった場合。
ただし、気温と並行して気を付けなければいけないのが湿度です。
熱中症は、同じ温度でも湿度が高いときに起こりやすい。
そこで、乾球温度よりも基準として推奨されているのが、湿度などを考慮した暑さ指数である「WBGT」です。
WBGTとは「Wet Bulb Globe Temperature」の略で湿球黒球温度のことを言い、暑さ指数と呼ばれます。
WBGTでは、31度以上になると運動は原則中止するようにされています。
WBGTの計測器は市販されています。
夏に練習やトレーニングを行う上で、今後は携帯必須のアイテムになっていくと思われます。
最近ではWBGTのメール通知サービスもあるのですが、WBGTは人工芝では高くなりますし、スポーツをする環境によって異なってくるため、実際に練習を行う環境で計測することが大切です。
熱中症の種類と症状
一言で「熱中症」と言っても、症状の重症度によってその呼び方は更に分類されます。
症状が出た際は、現場での対処がその後の病状を左右する場合も多いので、正しい知識を有しておく必要があります。
熱失神:めまいや立ち眩みの症状
熱痙攣:下腿(膝から足首まで)や腹部が痙攣を起こす症状
熱疲労:脱水が進んだ状態。頭痛・脱力感・吐き気の症状
熱射病:体温が40度を超えて意識障害が起こる
熱中症の予防法と、症状が出た際の対処法
熱中症の一番の予防法は「気温やWBGTが高い時に無理をしない」ということです。
気を付けたい点としては、練習やトレーニング中にこまめに水分と塩分を補給すること。
また、直射日光を避けるために帽子を着用しましょう。
剣道など、防具を着用するスポーツの場合は、休憩中は必ず防具は外すようにしましょう。
脱着が面倒だと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、防具を外すことによって、こもった熱が逃げてくれます。
気温が急に高くなる場合があります。
体がまだ暑さに慣れていない場合は特に注意が必要です。
続いて熱中症の症状が出た際の対処です。
熱失神や熱けいれんの症状が出た場合は、まず涼しい所へ移動して休み、水分と塩分を補給します。
それで多くの場合は改善します。
同じ対処法で熱痙攣が改善しない場合や、熱疲労の症状で嘔吐があり水分と塩分の補給が難しい場合は、医療機関にて点滴などの処置が必要です。
意識障害が出る熱射病は最重症です。
命の危険がありますので、急いで体を冷やして、救急車を呼びましょう。
体を冷やす一般的な方法としては、ホースを利用して体に水をかけ続けて、扇風機などで強い風を当てることです。
室内でも熱中症は発生します。特に子供は要注意!
直射日光の当たる屋外競技で多く発生する熱中症ですが、体育館など室内の競技で起きないわけではありません。
温度はもちろんですが、室内で湿度が高くなる時は更に注意が必要になります。
特に子供は熱中症になりやすいです。
指導者や周囲の大人たちが「まだ大丈夫」と感じていても、子供は危険な状態に陥っていることがあります。
全体で熱中症予防を心掛けることが大切です。
参照元:https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190524-00010002-yomidr-sctch&p=1
ネットの声
具体的には、試合時間・日程を8月など特に変えさせること。
もっと具体的に言えば真昼10時~16時までは試合しないとかどうかと思う。朝の7時~10時、夕の16時~19時と分けてやる。そして日程も少し長めに取って調整するとか。
真昼を避ける、早朝を活用するを学校や各種競技全般でさせたら違うと思う。
外国、中米やインドとか夜の気温ですら40度を下回らない所・時期の所はやっぱ社会として真昼は休ませていたな。お昼寝タイムwとか本当に公式であるようで、一番キツい8月だけでもやってみてはどうかと思う。
余談で最近思うことで、
地面放射熱が気になる。寒さも暑さも。日陰を作るはされてるが、地面から少し離れる何かが要るのかなと最近考えてる。
日傘を下に向けて差すと実感として違うと感じると思う。ここを研究したらまた違うだろうと思う。
一日に飲む水分量は凄いですよ。
しょっちゅう飲んでいる。
熱中症にならないための行動が、自然と身に染み付いているから意識しなくても水分補給している。
でも、そういうのが習慣になってない人は、意識して水分補給しなくちゃね。あと、ここのところ急に暑くなったから、まだ身体が暑さになれていない人が多い。それも含めて、意識した対策をして欲しい。
昔はそんなに周りに日傘だって使ってる人いなかったし。
昔と今は違うと言うのを念頭に置いとかないとホントに熱中症の危険性は高まるかと思います。
日中の1番あつい時間帯にランドセル背負って顔を真っ赤にしながら帰ってくる小学生も大人よりも地面に近いし、熱中症気をつけないとな~と思ってます。
本音を言うと、帰りだけでも日傘を許可してほしい。。
トップが決めないとこういうことはダメですよね。
15時までかかります。
校庭にはミストもありますが
熱中症が心配です。
WBGT指数が高くなったら
中断中止の可能性も、も
お手紙が来ました。
大量のスポドリ、冷却タオル、
お弁当は少し塩分強めで
万全の準備をするつもりですが
暑さでの延期も考えて欲しい。
明日は自分のリュックにも
暑さ対策&救急グッズ入れて
観戦になりそうです。
我が子だけでなく他の子も含めて
様子を気にしたいと思います。
投手は完投。クレイジーとしかいいようがない。
息子はサッカーしてるけど、35度超えてもガンガン試合してるし、注意喚起はしてるけど、試合が暑さの為に無くなることはない。
雷雨や雨天で禁止はあってもね
この時、一般的な消炎鎮痛剤を用いると逆に危険な場合があるので、医者や薬剤師にかかるときも、長時間直射日光を浴びたとか、暑い戸外にいた場合は、その旨を伝えて欲しい。
熱中症に去年かかった時の症状です。
意識が遠のき、このまま死ぬのかなと感じた。皆さんも運動をしている最中には特に気をつけてください。
学校の運動会は10月の中旬くらいに統一出来ないものか?
もちろん、東北や北海道等の寒冷地は9月末くらいでも大丈夫かも知れないが。
生徒の身の安全が最優先事項だと思う。
今回の5月の記録的暑さで、暑さによる運動会の延期や中止は今後視野に入れられるでしょう。
18時過ぎに「スポーツドリンクやタブレットなどで熱中症対策をしてください」と学校からメールが来ました。
そんなんで凌げるとは思えない、絶対具合悪くなる人が出ると思うんですけど。
せめて午前中だけとかにすればいいのに。
死ななくて良かった!
世の中のスポーツ指導者に一番効くと思う。
1水分補給はこまめに。「少し飲み過ぎ」くらいでちょうどいい。
2発症の仕方は人それぞれですが、頭が痛くなってきたり、汗が急に引いて肌がサラサラになると体温調節ができなくなるのですぐ病院へ。ホントに体調が急変します(体験談
3糖分が少なく、体液に近いもので水分補給すること(ポカリは糖分が多く、吸収しにくいので薄めて飲む。アクエリアスは最適。お茶やミネラルウォーターで水分補給する時は塩飴を舐めながら)。
4発症してしまったら水がぶ飲みは厳禁(経口補水液やアクエリアスをスプーンで少しずつすするように飲まないと体が吸収してくれないため。無理に飲むと下痢になり、逆に脱水症状が進む)。
5最低でも3日は安静が必要。脳に栄養が届きにくくなっているため、頭痛が続く。
水泳の夏合宿で何人か自分含め
なってたし
毎年練習時が暑いからという事で前倒しになりましたが、
この暑さじゃ同じ。
油断してて、今日は部屋で私が頭痛とフワーっとした感覚になってしまい、
急いで塩舐めて、お茶飲みました。
皆さん気をつけて。
なぜ日本の暑さはこうなった。世界一最悪な国に。
地球が怒ってる
もう何年も暑くなる時期が早まっているというのに、5月末が通例だからか時期の変更も対策も成されない。
おそらく大変な事態でも起きない限りこの運営体質が続くのだろう。
心配で競技どころじゃないかも…
あと、人間ピラミッドは絶対反対!
危険でしかない
もう5月中旬から9月中旬は日中の屋外での運動会や試合はやらない方がいい。特に運動会なんざ教師のエゴでやってるものは廃止すべき。俺たち大人もそこまで見たいものでもないし、ヒヤヒヤさせられるし。
現代人は飽食の時代に合ってもミネラル不足(厚生労働省が推奨する一日に摂取量に満たない)
海塩はミネラル補給にもなりますから。
塩化ナトリュウムのみの食卓塩はダメですよ。
ほぼ毎年5月から暑くなってるのに何で備えないのかね
休憩や水分補給する時間を設けてはいるけど心配だね。
同じ救急車で二人乗ってくることも
色々疑って同伴する担任の先生や親御さんにお話聞いて検査するけど
結局は熱中症
体育館には冷房を!
体育の授業では水筒持参で水分補給励行!
小児科医が学校に行って何度も啓蒙活動してるのだが、全然浸透しませんわなあ。。。
熱中症は下手すれば死ぬ病気なのにねえ。。。
真夏、猛暑日の屋外がどれだけ涼しく感じられることか。
東京都心など一部はヒートアイランド現象で高温多湿なのは間違いない。
それでも風をうまく屋内に取り込めばエアコンなんかなくても余裕。
外は空気でむせ返る感じだけど水分補給をマメに摂れば平気。
で、昨日今日は湿度も低く快適な暑さだった。
それでもバタバタ倒れてるんだけどよっぽど虚弱なのか水分補給を怠っているのか拒否しているのかわからないけど不用意。
もうお前ら外出るな。空調の効いた部屋にずっと引き篭もってればいいよ。
ニュースがだんだん虚弱が我慢大会のリタイア選手報告しているだけにしか見えなくなってきた。
ちょっと前まで花粉の季節でやっと思いっきり体を動かせると思ってたのに。
気温・湿度センサーはすぐ反応してくれるので、室内の測定はすぐ分かります。ただ、野外で輻射熱を含めて測定したいときは、黒い球の部分「黒球」が太陽によって温まるまで時間がかかります。
野外に行く時は、まず、WBGTメーターを外に出して置いておかないダメです。生徒さんといっしょに、室内から持ち出して遠足や野外活動に出ていくと、WBGTメーターが温まる前に、生徒さんが倒れる可能性もありますよ。
練習も早朝か、ナイターにしてほしい。
基準をちゃんと決めてくれないと、何度あろうが練習やる。ってコーチが言うから。。
今週も休憩取りながら練習するって!
本音は行かせたくない。だって、34度予報だよ!
個人による熱中症対策を妨害する教師や顧問や監督と言った生き物である。
特に野球はアンダーシャツ・ユニフォーム・少し厚手のズボンにアンダーストッキング・ストッキングと沢山着ないといけないから本当大変。
頭痛いとか言うとサボりと思われるし…
そこを変えないと、先生は何も注意しないで、部活に邁進するだけ!
この週末クラブやスポーツは気を付けたいです。
無理な運動をしなきゃいい。
それだけ。
運動場の無い狭小な学校は、運動しないでモヤシのような生徒を育てるしか無い。
今の教員はその過去のイメージでとらわれているから
自分の頃は大丈夫だったで子どもたちに平気でやらせる。
エアコンの話も同じ。
自分の頃は〜という馬鹿な教員がいたら お前の頃とは時代が違うと 言ってやりたい。
そのまま放置されていたのですが、痺れる身体を起こし給水機にしがみついて水分補給すると少し改善されたのですが、そのままだとどうなっていたのか分かりません。そのあと怠けてると言われ、しごかれましたから、、精神力でどうにかなるならみんな健康だわ!と今になって思いますが。スポーツをしている子だけでなく、いつも皆さんの体調に気をつけて欲しいです。熱中症はいつなってもおかしくない病気です。
練習長すぎるし、指導者はすぐに昔はもっと、、、とかだし
ちゃんと教育させないと、ほんとにヤバイよ
好き嫌いはするな。
「練習中に一切水分を摂るな!内臓が休憩して余計に苦しくなるぞ。」
って言ってた先生は、今になって理由を説明して欲しい。
だからこそ、野外プロスポーツが前もって気温が高く時季的に体調も追いつかない為に、試合やイベントを回避、中止します!を、やってくださいよ!
そうし無い限り、解らないんだよ!
昭和の教育者全てはよ!
小学校は帽子が許されてるけど、中学でも帽子を許可して欲しい
ここ数日子供頭皮が真っ赤でかわいそう…スプレータイプの日焼け止めもあるけど汗で落ちちゃうし
自分も子供ころ、日焼けに弱くて日焼け止めを塗っても肌が真っ赤に火傷したみたいになった事があるから、未だに日焼け止めを禁止してる学校もあるし、せめて帽子を許して!
管理人の率直な感想
毎年、熱中症による悲しいニュースを見ます。
暑さに対する「慣れ」というのは必要だと思いますが、熱中症は根性論では予防できません。
昔ながらの根性論者による指導の下に、猛暑の中で猛練習をしている選手たちはとても危険だと思いますし、万が一のことがあったなら、もはやそれは犠牲者だと僕は考えます。
先ほど、運動会のニュースを見たのですが、子供たちの熱中症対策として保護者達が子供たちにミストを掛けてあげていました。
先生たちによると、教育者たちだけではとても手が回らないとのこと。
子供たちがスポーツをする際は、周囲の大人たちの理解と手助けも必要になります。
ミネラルウォーターと塩飴の携帯は必須ですね。
スポーツドリンクは、あるに越したことはないですが糖分が多く含まれている商品もあります。
それと、体を冷やしてくれるシートなども市販されています。
タオルに水を含ませて体に当てるだけでもだいぶ違ってきます。
スポーツを現役でやっている人だけではなく、仕事やプライベートで歩いているときに熱中症に陥るケースも多々あります。
これもニュースでよく見かけることです。
気を付けるべきは気温だけではなく湿度も同様です。
熱中症に対する認識を持つことが、一番最初の予防法になりますね。
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