【MLB】沢村拓一「興奮したと同時に緊張…」初ブルペン投球で１５１キロ

【MLB】沢村拓一「興奮したと同時に緊張…」初ブルペン投球で１５１キロ

レッドソックスの沢村拓一投手（３２）が、キャンプ合流２日目の３日（日本時間４日）キャンプ地のフォートマイヤーズで初のブルペン投球を行った。

“３２歳の新人右腕”がベールを脱いだ。フォートマイヤーズのブルペンに背番号「２２」が登場。直球と、伝家の宝刀、スプリットを投げ込んだ。

「興奮したと同時に緊張しました。沢山の人がみていて、ちょっと力んだかなと反省しています」と、沢村。アドレナリン全開の初ブルペンを振り返った。

合流翌日で、志願のブルペン入り。「それなりの体はつくってきたつもり」と自負した通り、直球の球速は９４マイル（１５１キロ）、回転数は２４００前後をマークした。

「ストライクゾーンギリギリの高めの直球をしっかり投げること。その前提で、スプリットを落としていく。まずはそこが投げ切れないことには、僕の場合、始まらないので」

意図あって、スライダー、カットは封印。米メディアに「僕は、高低を使う投手」と語った通り、軸になる２種類のボールを披露。「サワムラが投げる。見逃したくない」と、直前の試合前会見を簡潔に進めて現場に急行したコーラ監督の前で、名刺代わりの初ブルペンだった。

収穫も発見もあった。日本でも肌身離さず握っていたメジャーの公式球の感触も、実際フロリダで握ると感触が違った。「湿度が高いので、滑るより、捕まり過ぎるというか、引っ掛けた。（マウンドの）硬さや傾斜は気にならなかった」。捕手とは、打者が振ってくる高さ、ストライクゾーンを確認するなど、感覚を研ぎ、誤差を測り、情報をインプットした。

ブルペン投球を重ね、フリー打撃登板などを経て、オープン戦登板へ。「コーチと相談して（日程を）決めたら逆算して調整していく。暖かくて、やりやすい環境。これからどんどん調子が上がってくると思う」。約２週間遅れの合流も、沢村の視界は良好だ。

コーラ監督も沢村に、好印象

〇…コーラ監督は「とても好感が持てる」と沢村の印象を語った。１月の交渉の席で初対面。「腹を割って話してくれた。何を成し遂げたいか、なぜ、メジャーに来たいのか。彼も（ブルーム野球事業部最高幹部に）質問していた。我々は中継ぎについて、ボストンという地域、球団に関わる全てについて話が出来た」。当時、故郷プエルトリコの山岳地帯で夫婦水入らずの休暇を楽しんでいた矢先、交渉がまとまり、急きょ、旅行を中断して、ボストンに飛んだ指揮官は、「沢村が（お詫びに）ワインをプレゼントしてくれるというので、期待している」と笑顔で秘話を明かした。

参照元：https://news.yahoo.co.jp/articles/1c5914450363cdc49cbc758fb0873c5ea34d04db

ネットの声

管理人の率直な感想

巨人から移籍して以降、表情が柔らかくなりましたね。
本当に野球を楽しんでいるのが伝わります。
今季もどんな活躍をするのか楽しみです。